【2019年4月】ロシア&韓国船旅(復路の日本&韓国編)

ロシアは終わってしまったけど、まだ2泊3日の船旅が残っています。

いままでの記事:
2019年4月★ロシア&韓国船旅(準備編)
2019年4月★ロシア&韓国船旅(往路の日本&韓国編)
2019年4月★ロシア&韓国船旅(ウラジオストク編)

■5月1日

この旅、3度目の乗船です。
もはや「ただいま!」「おかえり!」っていうノリ。

冷蔵庫があるので、イクラや昨日作った常備菜、朝ごはんの残りの冷凍ブリヌイなども持って乗れます。
保冷バッグはもちろん日本から持参しているし、セキュリティチェックでも何も言われませんでした。

子どもたちはさっき買ったマトリョーシカでおままごと。
家族写真撮りますよーとかなんとか、楽しそうでした。
買ってあげてよかった。

そして、15時に出航。
ウラジオストクともお別れです。

まだ雨が降っていましたが、出航のときはやっぱり見たくなるのか、デッキに出ている人がけっこういました。
わたしたちは、早々にお風呂へ!

そして、ロシアおつかれさまの乾杯!

お昼は朝ごはんの残りを子どもにちょっと食べさせたくらいだったので、夕方から飲み開始!
船内のレストラン「Zesta Bar」で生ビールをテイクアウトして、持ってきたお惣菜やセリョートカや人工イクラをおつまみに。

子どもたちはマットレスを重ねて舞台にして踊ったり、それを無視して本を読んだり、自由に過ごしています。
スマホもテレビもゲームもなくても、ひたすら遊び続けるのがすごい。

それからUNO。

電池切れで、大人も含めて全員で昼寝。

目覚めると雨もやんでいて、とてもきれいな夕焼けでした。
船旅の醍醐味です。

夕食は、昨日炒めたパプリカを入れたレトルト中華丼。

そして人工イクラのイクラ丼!
風味はけっこうよくできたイクラですが、いかんせんあのプチッとはじける感じがないので、食感はかなりイクラには遠い感じです。

そして、20時から販売されるフライドチキン。
手作りで、注文を受けてから揚げてくれるのでアツアツです。
セットでついてくる大根の水キムチ(辛くない漬物。甘酢漬け風)もおいしくて、ガッツリとサッパリの永久運動になりそうでした。

ビールに合う!

友達が横浜からはるばる運んできてくれていた、崎陽軒のシウマイ。
これまたビールに合う!

こちらは友達がテイクアウトしてきたプレート。
800円くらいにしてはバランスもいいし、ボリュームもあってお得です。

もう一緒に過ごして5日目だというのに、ケンカもせず飽きずに遊ぶ子どもたち。
こんな長いお泊り会、うらやましいな~

大人がちょっとアイデアを出してあげて、シーツを使ったお遊戯会ごっこ。
それはそれは楽しそうでした。

20年以上のつきあいでも、話って尽きないものです……

■5月2日

韓国再びの日、いいお天気です。

11時到着なので、10時には子どもたちを起こして冷凍のブリヌイで朝ごはん。
毎日10時間は寝ているので、誰も体調を崩すことなく元気です。

ここまで来るとウラジオストクのように寒くないので、デッキにある座敷エリアの縁で平均台遊びをしたりして、子どもたちも外の空気に触れたがりました。

12時前に下船。
この日はなんと、ソウルに住んでいる友達母子(高校時代の同級生)とその友達一家(わたしとは初対面)が東海(トンヘ)をアテンドしてくれるのです。
短時間の滞在なのに、なんとありがたいこと!

東海は海鮮が有名ですが、でも韓国だったらやっぱり焼肉を食べたい!
とリクエストして、タクシーで焼肉屋さんへ。
もちろん、タクシーに行き先を告げてもらうところなんかもおまかせです。

藤のきれいなおいしそうなお店!
しかし、人の気配がまったくない……

電話をしてもらうと、16時からのお店でした。
がーん!

<불가마삼겹살>

でも、四つ葉のクローバー見つけて楽しめました。
夫、なぜか四つ葉を見つけるのが得意でサクサクと子どもたち全員に配ってました。
わたしが見ても三つ葉しかないのに……!

気を取り直して、再度検索してもらって黒豚焼肉のお店へ。
ソウルに比べて、昼間に営業しているお店が少ないようです。

サムギョプサル~!

豚カルビ~!

ウインナー!

たっぷり野菜!

ビール!
ほんとに、なんという幸せ……!

お友達一家のダンナさまが韓国人で、手際よく焼いてくださる豚カルビが絶品!
総勢6人の子どもたちがすっかりハマり、上記の山盛り(3人前)に加えてさらに追加した2人前も食べつくしてしまいました。

あの味、三重県鈴鹿の人気店「みさき屋」の「ぼつ焼き」に似ている気がしました。
もうすぐ夫の会社のイベントで鈴鹿サーキットに行くので、お肉買って帰って確かめようと思います。

これだけ食べて、大人1人1600円というお値段にもビックリ!
おいしかった~!

<흑돼지삼백식당동해시청점(フッテジサンベクシクタン)>

<みさき屋>

その後、あんまり時間がないけど観光地である灯台へ。
3年前にも来ましたが、キレイに整備されて雰囲気は少し変わっていました。

こんなトリックアートはなかったなー。

天気がいいので、景色は最高!

ゆっくりカフェでくつろぐ時間もなく、港へ戻ります。

<묵호등대(Mukho Light House)>

チェックイン手続きの間は、子どもたちは救命胴衣の展示で遊ぶ。
なかなか盛り上がりました(笑)。

そして子どもたち念願!
往路で寄った「あの公園」で20分弱くらいですが遊びました。

そしてまたバタバタと港に戻って、出国、乗船。

3時間ほどのこんな強行かつブレブレな行程にニコニコと付き合ってくれた韓国チームには感謝!
またゆっくり一緒に旅行してみたいなあ。

船に乗ると、抽選会の準備が整っていました。
前の日もあったように思いますが、100円なのでちょっと気になる。

ほぼハングルで書かれているので何かわからず、とりあえず細いところを狙います。
下向きですが、ダーツです。

娘、サクッと時計をゲット。
息子も、卓上扇風機をゲット。

友達の子ども2人は、スティックコーヒー2本と、コップ1杯の水!(笑)
もう1回やりたい、とチャレンジしてもなかなか当たらなかったのですが、スタッフさんがとても優しくて、「見えないです。もう1回」と、時計やフィギュアが当たるまでやらせてくれました。

そして、この船旅最後の夕焼けです。

子どもたちは相変わらず、マットと枕だけでいくらでも遊べる!

晩ごはんは、韓国のコンビニで気になって買った冷凍のジャージャー麺。
辛さはなくて、豆鼓(だと思う)のうま味たっぷりで、麺もちもちでおいしかった!

レストラン「Zesta Bar」でテイクアウトしてきたキムチのチヂミ。
ちゃんと生地から手作りで、フライパンで焼いてくれます。これもおいしい!

子どもたちの食欲も旺盛!
荷物を減らさないといけないので、鳥取で買ったまま食べるタイミングがなかったカップ麺やレトルト食品を消費しました。

そして食後には、船内のナイトクラブのライブへ!
毎日ではないのですが、スタッフさんによるダンスやバンド演奏があるのです。

楽しそう、そしてめっちゃ歌上手い!

余興のじゃんけん大会で、うっかり優勝してしまう息子。

ステージに呼ばれてプレゼントを選ばせてもらいました。

金色のフィギュア♡

子どもがパジャマで行けるナイトクラブ、なかなかない(笑)。

ちょっと立ち見するくらいなら無料でもよさそうでしたが、8人がタダで見るのも、と、とりあえずわたしたち夫婦はビールを注文。

何曲か聞いて、帽子にチップを入れてから部屋に戻りました。

ナイトクラブから部屋まで30秒!

この時点で22時くらい。
友達一家は疲れて寝てしまいましたが、我が家は最後まで遊びたい!と、カルタ大会。

カルタで負けて涙涙。
もう限界ですね、寝ようね。

■5月3日

朝起きたら、日本の携帯が通じるようになっていました。

日本、ただいま!

いいお天気で、暑いくらいの陽気です。

出発した27日はこんな恰好するほど寒かったのに、時代も季節も変わっていました。

荷物は、これだけです。
そして、ここに詰まっているのが……

免税範囲ギリギリのお酒。

ナッツ類。

缶詰とかハチミツ。

マトリョーシカのマグネット。

大量のチョコレート。
そして冷蔵のイクラなど、です!

予定通り朝9時に入港し、10分には下船できました。

フェリーターミナルを出て、目指すは朝ごはん。
境港の海鮮!

しかし、3年前には朝9時でガラガラだった港近くのお店は長蛇の列。
駅からもかなり遠いのに、GW10連休、侮れません。

他のお店も似たりよったりだろうし、無理して一緒に朝ごはんを食べようとすると消耗しそうだね……という結論になって、駅裏のスーパー「まるごう」で食料をちょっと買って友達母子とはここで解散。

7日間、楽しかったね!

鬼太郎列車で米子に向かう前、ぎゅうぎゅうの待合室でとりあえず腹ごしらえ。

息子が食べたがっていたサーモンのお寿司。

「いただき」という、炊き込みごはんを油揚げに詰めた境港の郷土料理。

とりあえず、ホームも駅前も人だらけ。
自分のこと棚に上げていいますが、10連休をなめてました……

なんとか座席確保!

そして米子に到着。
はあ、生き返る~!

今回はここから、レンタカー。
往路と同じルートですぐ帰るのはちょっと疲れる、でもGWなのでこのへんで休憩がてら1泊というのも高い……
と悩んで考えて、レンタカーで兵庫の実家に行って1泊することにしたのです。

県が違うので乗り捨てが万単位の会社が多かったのですが、トヨタレンタカーだけ唯一7000円台の許容範囲でした。
1日借りて12000円なら、電車を使うよりもかなり安い!

まず目指すのは、途中にある津山のコインランドリー。
スーツケースに溜まっている洗濯は、帰宅前に済ませるのが鉄則!

コインランドリー前のうどん屋さんで、洗濯中に遅めのお昼ごはん。
※準備中になっていますが、これは帰りに撮ったもの。

津山名物、ホルモンうどん!
焼きうどん好き、ホルモン好きなのでこれはたまりません!

息子のミニ天丼、400円。
海老は一尾だけど大きいし、これで400円は安い!
そしてちゃんとおいしい!

津山名物のそずり鍋(牛の骨からそぎ落とした牛肉の鍋)の鍋焼きうどん。
野菜たっぷりで、日本に帰ってきたなあとしみじみする味でした。
お肉はかためだけど、噛めば噛むほど味があっておいしい!

「やさしい~。ほっとする~。うどん手打ちって感じでおいしい~」
と、冷たいぶっかけうどんを食べ終えた娘がばくばく食べました。

<千両うどん>
食べログ

洗濯乾燥機のないコインランドリーだったので、うどん後に乾燥機に移し、その間にローソンでおやつ休憩。
自分でつくれるソフトクリームがありました。

そして、洗濯完了!

レトロな津山駅と

駅前にあるSLを車の窓からちょっと見て、津山とはお別れ。
また来る、かな!?

そして2時間弱、実家のある加古川に到着です。
麦畑!
初夏になると、秋かなと思うくらいの黄金色の畑になります。

実家では母が、たけのこごはんや肉団子を用意してくれていました。
ほかにたっぷりのお刺身も!

日本のイクラとロシア土産の人工イクラの食べ比べ。
全然違う~!(笑)

妹と姪っ子も来てくれて、弟もちょっと顔を出してくれて、にぎやかな夜。
横浜からの友達も、実家に一緒に泊まります。

■5月4日

朝、わたしが二度寝を繰り返している間に子どもたちや友達や夫は畑仕事のお手伝い。

広いですが、家庭菜園です。

お昼は、子どもたちの熱烈なリクエストで「かつめし」。
加古川名物の、牛カツにデミグラスソースをかけたお料理です。

おいしすぎる~!

このお店は一枚肉ではなく、薄切りを重ねてあります。
姫路城観光したい友達とは、ここでお別れとなりました。
楽しかったなあ~!

<ますや>
食べログ

わたしたちも、あまり遅くなっても疲れるので15時前に実家を出ました。

なんとか取れた、指定席!
友達は横浜までの空席はなかったようですが、新大阪始発の自由席を待ったら座れたそうです。

新大阪から名古屋は50分!

でもロング缶で乾杯だ~!

おつまみは、食べきれずに詰めさせてもらったかつめし。
冷めてもおいしい……!

あっという間に、名古屋!

そして地元駅!

船上の夕日もキレイだったけど、近所の夕日もキレイです。

ロシアのウォッカで、おつかれさま!

今回の旅行も楽しかったです。
次はどこに行こうかなー
息子が西武の「ラビュー」に乗りたがっているので、埼玉かな。

■今回の旅費

お土産も全部コミコミで、4人で約32万円でした。
この10連休に4人で7泊旅して、この値段。がんばりましたー!