【5日目】2016年8月17日(水)の続き
ウラジオストクとお別れして、再び乗り込んだDBSフェリー。
ロシア出国までの様子はこちらです。 ⇒ロシア・ウラジオストクへの船旅(1)<< 序章 >> ⇒ロシア・ウラジオストクへの船旅(2)<<往路クルーズと韓国編>> ⇒ロシア・ウラジオストクへの船旅(3)<<ウラジオストク編>> |
ずは、駅前で買い込んでおいた食料でお昼ごはんです。
気になりつつ飲むヒマのなかったクマのビールを、ここで。
子どもが食べそうな、ブロッコリーのマヨあえとジャーマンポテトっぽいじゃがいも炒め。
紙皿はもちろん、日本から持参しています。
ピロシキは船内のコンビニで温めてもらいました。
トッピングされているのは、Dさんが子どもたちに買ってくれたお菓子。
Dさんは往路の船で出会い、ウラジオストクでもよく一緒にごはんを食べた40代の男性。
中学生と小学生のお子さんがいますが、家族と予定が合わなかったために一人旅なのです。
もはや、一緒に食卓を囲むことに違和感がなくなってきました(左上に白いズボンがちらりと)。
そろそろ出港の時間なので、デッキに行きましょう。
ウラジオストク、ばいば~い!
Dさんがビールを買ってくれたので、しばしお昼ごはんの続き。
少しややこしくなってきたと思ったら…
寝た!(夫も)
お昼寝が終わると、もう夕方でした。
テーブルと椅子が並べられています。今日はバーベキューがありそう!
屋上デッキは、夕日を眺める人でいっぱいです。
船旅、みんなヒマなので。
この日はきれいな日没が見られました!
船内は充分に広いけど、街というほど広くはないので…
「あ、おっちゃーーん!(Bさん)」
バーベキューまでに子どもが空腹になったので、コンビニで冷凍のお好み焼きと餃子を購入。
それを「ZestaBar」に持ち込んで黒ビールと一緒に。
いよいよバーベキューの用意ができたようです。
どれも10,000ウォン(1,000円)。
メニューを見てもよくわからないなと思っていたら、日本人大好き韓国人ツアコンCさんが現れて、「左からサムギョプサル、鶏シンゾウ、鶏モモ。モモがおいしいよ」と教えてくれました。
というわけで、素直に鶏モモ串。タレ焼きでうまーーーーい!
このサイズで4本1,000円ならありです。
ここでビールを買うと、コンビニよりちょっと高いので注意。
韓国なので、サムギョプサルも買ってみました。こちらは塩焼き。
あんな強火でこんな上手に焼けるなんて、スタッフのバーベキュー力に感動。
ここにまたおっちゃん(Bさん)が来て、「ZestaBar」の生ビールもテイクアウトできるよと教えてくれたので買いに行きました。
ストロー!ロシアのホットココアに続くストローの衝撃。
後方に写るのは、DBSフェリー名物、Cさんに捕まるDさんの姿。
Cさんが「これも食べて」と言って、鶏シンゾウをくれました。
これはシンゾウではなく砂肝ですね。
訂正してあげるほうが親切だけど、テーブルも別だし…とか思っているうちに言いそびれました。
往路の船でスタッフのライブが行われていたナイトクラブは今日はお休み。
スタッフ、バーベキューで忙しいですからね。
スポットライトの下、BGMで踊る5歳児。
今日は、満月です。
韓国人宴会、またやってます。
今日は外側でこっそり一緒に踊るだけにしました。
宴会が終わったあと、デッキで星空観賞。
月夜ですが、星はきれいに見えました。
寝る前に靴で電車ごっこをしてから…
おやすみなさい。
【6日目】2016年8月18日(木)
今日の朝ごはんは、ロシアで買って余っていたチョコシリアルです。
シリアルというか、ほとんどお菓子。
普段は「おかあさんはガチャガチャは苦手だから」と拒否しているのですが、今日は特別に。
たまにはね。
そうこうしているうちに韓国・東海(ドンヘ)に着き、Bさんの車でお昼ごはんへ出かけます。
もちろん「もし悪い人だったら…」という疑いが全くなかったわけではありませんが、このフェリーに乗っている日本人の数と日本人のタイプ(旅に不慣れな人は少ない)を考えると、わざわざフェリーに乗り、ウラジオストクで2泊も滞在してまでカモを探すとは考えられません。
自力ではまず行けないようなローカルな街です。
「ここだよー」
お水はセルフサービスです。
こういうのやりたがりますよね。
ファブリーズのCM、韓国版!
家族構成はちょっと違いますが、そっくり!
辛いタレのかかった冷奴。いきなりすごく美味。
青菜炒め。
Bさんオススメのお味噌汁。
日本ではお味噌汁は沸騰させるなと言われますが、ブクブクに沸いてます。
めっちゃおいしい!
久々のおいしい白飯に、子どもたちも大喜びです。
小皿いろいろ。韓国っぽい!
トッピング用の野菜もたっぷり。海外っぽい!
そしてメインディッシュ、魚の炭火焼き~!!!
サバとかハタハタ(?)とか、もう全部おいしい。
Bさん、ごちそうさま!(って、おごりじゃなかったけど、案内ありがとう!)
そして、次なる目的地は…
Bさんの家!犬2匹!
旅行中は近所の人がエサやりとお散歩をしてくれていたのだそうです。
何しに来たかというと、Bさんお気に入りのキムチを分けていただくため。
ビニールで何重にも包んでくれています。
「おっちゃんみたい~?」
ペットの小鳥が肩に!
そのあと、東海を案内してあげるよということで「墨湖(ムッコ)灯台公園」へ連れて行ってくれました。
韓流ドラマのロケ地になっているところのようです。
たしかになにやらそれっぽい。このポストとか。
緑の崖(?)とか。
海辺のカフェとか。
「次行くよ!」と急かされ、Bさんの車のなかで買ったジュースを飲む。
マンゴースムージー、おいしい!
次は「湫岩(チュアム)海水浴場」でした。
8月ですが、誰も泳いでいません。
でも「海の家」の人はいて、座っていたら追い出されました。
お金を払えと言わないのが親切ですね。
泳げなくても、子どもにとっては楽しい砂場です。
「おっちゃん用事あるからさ、そろそろ行くよー」(無視)
「いーーくーーーぞーーーーー」
なんとか子どもたちを納得させ、フェリーターミナルのミニストップまで送ってもらいました。
Bさんともいよいよお別れで、恒例の涙。
ちなみにこの涙は、隣の家の子と遊んで夕方に帰るときでも流れます。
泣いてるのうちの子だけですが。
「おっちゃん、ばいばーーい!またね!」
ミニストップで夜のお酒や食料を買いました。
いままでビールばかりでしたが、こういうチューハイとかビアカクテルも珍しくていいですね。
ターミナルにはゆるキャラがいました。
そして乗船手続き。
韓国と日本は同じだけど、時計すらない…いかに日本人が少ないかという感じです。
ウラジオストクにツアーで行く韓国人は、日本にも行く船だと知らない人も多いそうです。
つつがなく乗船し、出港~!陸では手を振ってくれるスタッフの姿がありました。
いままでもずっとあったのかもしれません。惜しいことをしました。
そして最後の、楽しくもヒマな一夜が始まります。
Dさんはソウルから飛行機で帰るからと東海で降りてしまい、Cさんも韓国までなので静か(?)です。
行きも一緒だった日本人は男子大学生2人組だけでしたが、今回はロシアを2週間旅していた人などほかに4人ほど日本人がいました。
屋上デッキに寝転んでぼんやり空を眺めるなんて、なかなかできません。
さて、最終日だけは4人部屋が取れず、8人部屋でした。
我が家4人のほかは、欧米人カップルと日本人カップル(夫婦かも)。
日本人の2人は、飛行機でロシア入りして1泊だけシベリア鉄道に乗り、最後は船で出国することにしたのだとか。
ドミトリー(相部屋)初体験ですが、カーテンを閉めて自分の空間を満喫する5歳児。
あ、初体験は間違い。2年前の春、仙台~苫小牧のフェリーで1回経験済みです。
晩ごはんは今回もコンビニのお好み焼き&餃子、それとミニストップで買った白いごはんやトッポギを温めてもらいました。
カップ麺を食べている人が多いので、コンビニの電子レンジを自宅のように使っていたのはわたしたちだけでした。
次回は必ずサトウのごはんを持ち込もう。
今日は部屋では食べられないので、デッキのテーブルで晩ごはんです。
ビールとマッコリはミニストップで買っておきました。
5歳児が遊んでいる黒板は、コンビニで売っていた玩具(ダイソーって書いてあるけど200円)。
往路からずっと欲しがっていたので買いました。
途中でなぜか屋上へ移動。寒いし、風強いし。
最後の夜は静かではありましたが、多少の国際交流はあります。
日本へ旅行すると思われる韓国人のご夫婦。
モチモチしたトウモロコシをいただきました。
明日は7時到着なので、早めに寝ましょう。
4ベッドあるけど、1人では眠れない子どもたちなのでこんな感じで…
【7日目】2016年8月19日(金)
前日の夜はちょっと揺れたので夜中に2人ともちょっと吐きましたが、無事に朝を迎えました。
日本時間の時計は止まっています…
4泊も一緒に過ごしたスタッフとは家族のようになり、お別れ前に記念撮影など。
なかなか着かないなあ、みんなゆっくりしてるなあと思ったら…あれ??
なぜ7時だとずっとカン違いしていたのか、いまだにわかりません。
7時だと思っていたのでロクな食料もなく、空腹で1週間ぶりの日本に到着。
恒例となった涙のお別れを経て、
境港に上陸!
これにてロシア行きの船旅は終わりですが、鳥取旅行はもう1日続きます。