2019年12月-2020年1月★年越し東南アジア旅行(タイ編)

12/23だと、エアアジアのバンコク便が18000円(片道)!
友達が仕事でシンガポールにいるからバンコクからシンガポールまで縦断する年末年始旅行しようー。そんなノリでふわっと予約した航空券。

6歳息子希望の寝台列車を組み込むのが大変だったり、お正月明けの帰国便が高すぎたりとスケジュールには少々苦労しましたが、10月にはなんとか手配完了!
今年は12/23(月)が天皇誕生日ではなく小学校の終業式だと知ったのは12月に入ってからでした…

さすがにキャンセルは厳しいので、先生に謝って終業式はお休みさせてもらうことにしました。
通知表は3学期の始業式の日ですが、幸い宿題は12/20(金)に配布されたので週末のうちにほぼ終わらせて出発!

1日目(12/23)日本・名古屋〜タイ・バンコク

10:50のフライトですが、余裕をもって7時頃に自宅を出発。
旅先が南国なので、長そでTシャツにユニクロのダウンという服装。このためにユニクロに行きました。

LCCのエアアジアなので、今年新しくできたセントレアの第2ターミナルへ!

さすがLCCターミナル、遠い……
ラウンジのためにチェックイン後に第1ターミナルに戻る元気はないね……
有料でいいから第2ターミナルで朝ごはんにしようよ……

などと話しつつ、たどり着いたエアアジアのチェックインカウンターでしたが。

なんですと?!
バンコク行きは第1!!

詳しい方によると、第2ターミナルはバンコク便に使われる大型機は使えないそう。
オンラインチェックインのときにもっとデカデカと書いといて欲しい!

来た道を戻り、チェックイン。
手荷物があるので少し並びましたが、オンラインチェックイン済の列はわりとスムーズでした。

とはいえ子どもたちが空腹に耐えきれなくなり、並びながらおにぎり。

その後、YATAでおでんを買って、思いがけず来れたラウンジで仕事納めの乾杯!

お正月以外に朝から飲むことはほとんどないのですが(昼飲みは大好き)、今日は特別です。

純米酒専門YATAセントレア店

公式サイト

ロングフライトなので、特別にゲームウォッチのガチャガチャみたいなのを買いました。

さあ、行ってきまーす!

早起きだったので、とりあえず仮眠。
エアアジアは飲食物持ち込み不可なので、お昼ごはんは予約していた機内食。

微妙なアジア味で子どもたちはあまり食べず……。香港エクスプレスみたいに飲茶があるといいんだけどな。

約6時間で、バンコク・ドンムアン空港に到着。スワンナプーム空港は未体験で、11年ぶり3回目のドンムアンです。

電車のつもりだったけど、ファランポーン駅からゲストハウスまで少し距離があり、急な暑さで子どもたちがバテてもかわいそうなのでタクシーにしました。

到着ロビーにあるハイヤーみたいなサービスはチャイナタウンまで定額の900バーツ(約3240円)でしたが、ターミナル隅で普通のメータータクシーを使えば手数料(たしか50バーツ)を入れて300バーツ(約1080円)くらいです。
整理券制で、20分ほど待ったかも。

やっぱりタクシーは楽!
Googleマップで目的地にちゃんと向かえてるかわかるのでありがたい時代ですね。

車窓からタイらしい建物が見えるとテンションも上がります。

運転手さんがちょっと迷ってゲストハウスから3分ほどのところで降りました。
ザ、下町!

……のなかに、ピカピカのゲストハウス。
バンコクは3回目ですが、毎回チャイナタウンに泊まっています。
バックパッカーの聖地といえばカオサンロードですが、チャイナタウンが好きなんですよね。

ここ「I HOSTEL @ CHINATOWN」はクチコミがめちゃくちゃ良かったのと、2019年オープンという新しさで決めました。
新しいというだけで、エアコンの効き・水回り・タオル類のニオイといった面で確実にアタリ率が上がるからです。

ツインベッドルームが2つある4人部屋。きれいー!
エアコンも2台ありました。

子どもがいるので、シャワーとトイレ付(トイレのたびについて行きたくないし、夜中に寝ぼけてひとりで行かれると危険)。シャワーの温度・水圧も問題なしでした。

お散歩と両替がてら、晩ごはんへ。

タイだ!

タイだ!

チャイナタウンは両替所があまりなくて夜も早いので、近くのホテルで両替しました。
初日のごはんは、子どもたちが確実に食べられるものにしよう、と、ザ・カントンハウスという中華のお店へ。

点心、すごくおいしいわけでもないけど……
東南アジアは11年ぶりでここ数年は香港率が高かったので舌が贅沢になってるかも。

揚げバナナ、美味しかった!(冷めるとイマイチ)

スイカジュース飲むと、アジア旅行に来たって感じがしますね。

タイ風フルーツサラダを頼んでみたら、エビとピーナッツがふんだんにかかった辛いサラダでした。
夫、ピーナッツアレルギー。わたし、エビアレルギー。

東南アジアってエビとピーナッツだらけでは……
と、いまさら気づくうっかり加減。

エビカツは、おいしかったそうです。

夫はシンハビールも!
わたしは移動疲れで「ビールはまだいいかな」という気分でした。

ザ・カントンハウス
公式サイト

帰りはセブンイレブンでビールやスナック菓子を買って、お部屋で二次会。

ほっと一息、やっとビールを飲む気分に!

クラフトビールブームはタイにも来ているようです。子どもたちは、ピスタチオの美味しさをついに知ってしまいました。

スイカの種は、ちょっと無理でした。種そのもの。

TVerで「おっさんずラブ」の最終回や「テレビ千鳥」のクリスマスSPも見ました(VPNアプリを入れないと見られません)。

明日は昼まで寝ましょう~!

2日目(12/24)タイ・バンコク

この日は初めて経験する、夏のクリスマス・イブ。
バンコクで唯一のミッションである「寝台列車のチケットをカオサンロードの旅行会社に取りに行く」が今日の予定です。

朝はゆっくり寝ました。

お昼前に出発。

カオサンロードへは、とりあえずタクシーで向かいます。50バーツ(約180円)の距離なのに、

「メーターOK?」(メーター料金でいい?)
「トゥーハンドレッド」
「じゃあええわ」
「ワンハンドレッド」
「メーターは?」
「NO」

という感じで2台スルー。
20年前と変わらない会話に懐かしさよりもかすかな失望が……観光客から取らないと暮らしていけないのかもしれないけど。

ピンクのタクシーは新しいのか、すんなりメーターで行ってくれる人ばかりでした。

カオサンロードの旅行会社は日本人経営の「サワディーアンコールツアー」。
タイ国鉄はオンライン予約できるのですが、日本のクレジットカードはセキュリティエラーになる確率が高く、わたしのカードはダメだったのです。

わずかな残席がサイトで確認できるのに取れない焦り!
メールのやりとりでなんとか座席確保でき、現地に受け取りに行くことになったのでした。

担当の方(日本人)が所用で不在で、現地スタッフの方が長々と電話していたのでやや不安になりましたが、無事にチケットを受け取れました。本を読んでおとなしく待っている子どもたちのなじみようが笑える。

これで一安心!上段×2・下段×2、手数料込で4人で16000円くらい。
公式サイト

朝食べてないままの子どもたちはお腹ペコペコ。大人はそろそろビール飲みたい。

ってことで、カオサンロードのゲストハウス「NAT GUEST HOUSE」1階のカフェへ。
※日本人宿の「NAT2 GUEST HOUSE」とは違います。

タイといえば、トムヤムクン!
(エビアレルギーなので我慢。美味しそー!)

息子も挑戦。「辛いけどクセになるかも!」とのこと。

春巻は子どもたちもお気に入りでした。

マンゴーマムアン。ココナッツミルクで炊いた餅米添えのマンゴーなんですが、不思議と合う。
この餅米にスイートチリソースつけたらめちゃくちゃ美味しかった!

半分ネタで、チャーンビールの3Lタワー!
楽しい!(飲みきれました)

お店の方も明るくホスピタリティ抜群。子ども好きのニューハーフの方でした。

食後のお散歩中、子ども用のタイパンツをお買い物。

その後、マクドナルドに寄ってみたいという子どもたちの希望でおやつタイム。

クレジットカードでのセルフレジです。

コーンパイ、パイナップルパイ、期間限定らしいハムのパイ。どれも美味しい。日本でも売ってほしいな。

さらにまたブラブラ。カオサンロードはマッサージの客引きがすごい。

飲酒後のマッサージはお酒がまわるから良くないとは知りつつも、暑いなかを散歩しているとどんどん抜けていくので休憩がてら寄ることに。

子どももする?と聞かれたけど、子どもたちが恥ずかしがったので大人だけ。写真は子どもたちがスマホで撮ってくれました。

30分150バーツ(約540円)、気持ちよすぎて半分寝てました。

Pian Massage & Thai Massage School
公式サイト

海老が多く、わたしはカフェではあまり食べていなかったので、カオサンで大人気だというカオマンガイ屋台へ……
行ったのですが、この日はカオマンガイ屋台はなく、地図上は少し横くらいのところに麺の屋台が出ていました。

麺もお肉も、美味しい!

前のお兄さんは白い粉をざばさばかけて食べてました。
「シュガー?」と聞いたら、「イエス、アイライクシュガー」とのこと。

麺は半分、子どもたちに食べられました。
美味しければどこでも平気でなじんでいきます。

それから、船で宿に戻りました。チャオプラヤ川です。
船なのですがバスみたいで、停泊時間も短い短い!

着いてから席を立っていると出発してしまうくらいのスピード感でした。

宿に戻り、お昼寝。旅行は始まったばかり、睡眠はしっかり取っていきましょう。
そして夜は、再びチャイナタウン。北京ダックが大好きなので、クリスマス・イブはチキンじゃなくて北京ダックにしよう!という計画。

ネットで見つけて気になっていた、屋台の北京ダック。ロイヤルホテルのシェフがその場で作ってくれる北京ダックです。

8ピースで100バーツ(約360円)。安い、けど美味しい!
毎日出ているわけではないようなので、ラッキーでした。

ホテルロイヤルバンコク
公式サイト

隣の屋台でフカヒレスープと、

海老たっぷりチャーハンも頼み、豪華なクリスマスディナーとなりました。※大ぶりな海老たっぷりでしたが、これは息子が全部奪ったあと。

クリスマス関係あるのかわからないけど、獅子舞みたいなのも来た!一応、チップは渡しました。

屋台でマンゴーを1個買ってから宿へ。お昼寝して元気だったので、食べ切れなかったおかずをつまみながら12時くらいまでお部屋でわやわや遊んでから就寝。

3日目(12/25)タイ・バンコク

さてこの旅行にあたり、子どもたち最大の懸念事項は「サンタさんはどこに来るのか」でした。

前日は12時まで起きていたというのに、朝7時。「サンタさんのプレゼントがあるー!」と飛び起きてくる子どもたち。早いよ……!

念願のSwitchは届きませんでしたが、マイクラ攻略本でも嬉しそうでした。
「マイクラとYou Tubeだけでも時間足りなくて家も散らかってるのにいまSwitchはダメだよね」というサンタさんからのお手紙に深く納得した様子(笑)。

朝ごはんはゲストハウスで食べました。無料朝食付きです。

昨日買ったマンゴー、甘くてめちゃくちゃ美味しかった!

宿には60バーツ(約220円)でお洗濯を頼めるのでいままでの洗濯物を預け、そのあとようやく観光へ。ワット・ポーくらいは行っとかないと。

子どもたち念願のトゥクトゥク!
アトラクションみたいでおもしろいらしく、ものすごく楽しんでました。

ワット・ポー、キレイだけど暑かった!

子どもたちの体力が限界になり、周辺のお寺観光は諦めました。

じゃあどこへ行きたいかと聞けば、
「マクドナルドのコーンパイが食べたい!」
「あのマッサージ屋さんで、今日はマッサージやってみたい!」

というわけで、まさかのカオサンロード2DAYSに決定。

タクシーで向かう途中、昨日はなかったカオマンガイ屋台があるのが見えたので急きょ降りました。

お店の方、親切でした。

カオマンガイ。

フライドチキンごはん。

スープ、全部美味しい!

タレみたいなのかけても美味しい。

こちらもまた子どもたちがもりもり食べたので、ごはんなしで鶏肉だけ追加しました。

息子が暑い暑いと騒ぐので、排水口の上に立たせてペットボトルの水をザバーっとかけたら、屋台のお客さんの注目を浴びました(笑)。

そしてマクドナルド。

そして今日は大人も服を買う。

クジャクタイパンツです!

娘は友達へのお土産を購入。

カオサンの雰囲気が合うのか、サクサクひとりで歩いて行ってしまう息子。目が離せません。

そしてマッサージ。

子どもたちにはソフトにしてくれるので、ときどきくすぐられてキャッキャと笑ったりしながらもすごく気持ちよかったそうです。

そして昨日のカフェ。

お姉さんは、今日はクリスマスモードです。
しかし、3日目にして既視感がすごい……

今日は3Lではなく、1Lピッチャーを1つずつ。

パッタイ、美味しかった!
帰りは子どもたちの希望でトゥクトゥク。

タクシーだとエアコン付いてて半額なんですが、数百円の差をケチることもなかろうと。

息子はサイド側に座るという冒険もできて、すごく嬉しそうでした(落ちないように支えています)。

宿に帰ると、共用スペースにクリスマスの飾り付けをしていたのでお手伝い。

宿のインスタにはとても素敵な家族写真のような感じで載りましたが、この男性は顔見知りになった韓国人のおじさんです(笑)。

さてタイ最後の夕食は、なんとお寿司の出前です。

インスタで見つけたサーモン自慢のお寿司屋さん。LINEで問い合わせると返事も早いし確実なので安心して頼めました。

想像以上にインスタそのまんまのが来たー!
サーモンケーキで、タイ語でハッピーニューイヤーのピック付。

サーモンも美味しいけど、すし飯も普通に美味しい。

アボカドと明太マヨの巻き寿司も、ホッキ貝も美味しかったです。
配達料込みで1290バーツ(約4600円)と安くはないけど、やり取りを含めてお値段以上の満足でした。

お寿司デリバリーの詳しい記事はこちら

4日目(12/26)タイ・バンコク~寝台列車

バンコク最終日の朝も宿で。

共用冷蔵庫に置いてた昨日の残りのサーモン寿司も美味しい!

食後、「おかあさんたち部屋でパッキングするから、ここ(共用ロビー)でマイクラして待っとく?」と聞くと、2人とも軽くオッケーでした。

「英語で話しかけられたらどうすんの?!」と不安がるかなと思ったのですが、なかなか強い。あとで聞けば、「オランダ人のお兄ちゃんに『マインクラッ?』って聞かれたから、イエスは言えなかったけどうなずいたよ」とのこと。

スマホでタイ語も調べて宿の方へのメッセージも書いてました。
たくさん仲間を作れました(2人ほど)!!!

寝台列車まで3時間ほどあったので、オシャレエリアへも一応行こうとサーヤムへ。

娘がマンゴー好きなのでマンゴーデザートのお店に行ったところ、ワンオーダー制。げっ。
高いし、息子はマンゴーが好きではないので男女別行動としました。

娘はマンゴー盛り合わせのプレート。わたしはパッションフルーツのジュース。
普通に美味しかったけど、これで325バーツ(約1170円)と日本並みの値段なのにトイレないのが納得いかない!

マンゴ・タンゴ
公式サイト

その間、息子はコンビニでガリガリ君を見つけて大喜びだったようです。

娘以外は空腹なので、お昼ごはんは手近なところでA&W。
サーヤム来た意味あったのか……

とはいえ、「トゥクトゥクで帰ろう!トゥクトゥクいた場所わかるから教えてあげる」とさっそうと案内してくれる息子はかわいかったです。

どんだけ好きなのかトゥクトゥク。

宿で荷物を受け取り、ファランポーン駅へはタクシーで。ほんとにいい宿でした!

ファランポーン駅!

構内のゲームコーナーでも遊びました。

10バーツ硬貨がいるけど手元になく、ゲームしてる地元の子に両替頼もうかなーと思ってたら、向こうから「10バーツコインがいるんだよ」と教えに来てくれました。なんて良い子ら……!

「うん、それはわかってるんやけど20バーツ札しかないねん。チェンジできる?」と日本語で返事したら、言わんとしたことは通じたようで替えてくれました。よかった!

フードコートでお水を買い、いよいよ寝台列車へ乗り込む時間。

撮り鉄男子です。※終点なので息子の後ろに線路はありません。警備している人と目で会話してなんとなく許可を取っています。

6月で旧車両の食堂車は廃止とニュースになっていたのですが、レストラン車両は連結されていました。※営業していたかどうかは未確認です。

座席、思ったより古びていませんでした。

乗車すぐ、車掌さんが夕食と朝食の注文を取りに来ました。
現金のタイバーツが残り少なかったのですが、米ドルでも払えました。なぜか持ってた20ドル、ここで活躍するとは!(ユーロもOKっぽいことを言ってました)

ちなみにアルコールは禁止です。

出発するとすぐ、バンコクで見ていた景色と雰囲気が変わりました。
それはともかく、わかってたけど車内は寒い。

娘はコンビニで買っておいた鮭おにぎりと駅で買ったバナナチップスを食べながら本を読んでいましたが、

「寒い、眠い…」と言ってダウンを着、冬眠するように寝てしまいました。

息子は元気いっぱいで、駅に着くと乗り込んでくる物売りの人からフライドチキンを買ったり、ウノしたりと列車旅を大満喫。

夕焼けも見られました。

晩ごはんは、普通といえば普通だけどけっこう美味しかったです。オレンジジュースはわりと人工的な甘さで、柑橘が苦手な息子も飲めました。

私「炭酸抜けたファンタオレンジみたいやな」
息子「あれじゃない?ゼリーだよ!」

って感じの味です。

食事が終わるとベッドメイキング。4人用のコンパートメント席が二段ベッドになります。(つまり日中は4人席を2人で使えます。かなりゆったり)

娘は食事に少し起きたもののまた寝ていて起こして移動させるのが大変でしたが、息子はベッドメイキングを撮影したり、上の段で遊んだりと寝る直前まで楽しみました。

移動させられ、そのまま寝る娘。
上で寝ると転落が怖いので、上は荷物置きにして下段で2人ずつ寝ました。

わたしは息子と寝たのですが、楽しすぎて寝るのが悲しくなったのか「4人で寝たかった……」と無茶を言いながらちょっと泣いてました。かわいい!⇒マレーシア編へ続く