【チンタオ】青島ビール博物館と青島ビール街の基本情報

2018年夏、中国・青島(チンタオ)に旅行して青島ビール博物館に行ってきました。
博物館の前は、ビール街になっています。

■青島ビール博物館はこんなところ

バス停からは5分ほど歩きますが、看板もあり、ひときわ目立ちます。

入口も簡単に見つけられます。

★チケットなしで入れるエリア

館内に入るにはチケットの確認がありますが、中庭までは無料で入ることができます。

★A区:青島ビールの歴史を知る

A館はかなり小さく、青島ビールの100年の歴史をまとめた資料館のような場所です。
ここは、青島ビールの歴史に深い興味がある人でなければそれほど楽しめないかな…という感じ。
わたしたちは団体客と一緒になってしまったのでほとんど見られず、人いきれで気持ち悪くなったので早々に退散しました。

★B区:THE・ビール工場見学

醸造タンクがあったり、原料が紹介されていたりと、B館はビール工場らしい雰囲気。

煎りたての麦の試食もできます。

昔のビールづくりを再現してあるエリア、現れては消えるホログラムの醸造家が本物の幽霊のよう…!

記念撮影したくなるエリア!

★C区:試飲と包装ライン見学

試飲エリアは2ヶ所に分かれていて、まず最初に原酒バーがあります。

持っているチケットの種類にかかわらず、ここでは無濾過の原酒を試飲します。
有料だと思いますが、青島ビールをカスタマイズできる?という一角もありました。

各国をイメージした青島ビールのポスターが飾られているエリアやいままでのパッケージを見学できるエリアを経て…

本物の包装ラインを見学。瓶と缶、両方見ることができました。
日本ほどスムーズには流れないので、止まるたびに従業員の方が手で整えて流していました。
イヤホンで音楽でも聴いているのか、止まっていても気づかずにしばらくノリノリでリズムを取っていることも(笑)。

見学の最後は、フォトスポットやゲームで遊べる場所。

床が斜めになっていて三半規管がおかしくなる「酔酒小屋」は危険!
息子が気に入って長くいたがったので、酔わないように壁でじっと立っていました。

そして最後は、2回目の試飲エリア。

チケットを見せると、すでに飲んでいる原酒以外のビールを渡されます。
テーブルはかなり混んでいますが、回転はいいのでしばらく待っていると空きます。

授乳室もありました。

★ミュージアムショップ

最後の試飲エリアに隣接して、ミュージアムショップがあります。

我が家が購入したのはこちら。※啤酒豆は無料で配られたもの
栓抜きは20元、ルービックキューブも20元、チョコレートは5個セット170元(1個売りもあり)。ちょっと高いけど、ケースもかわいいので買いました。

トラックはあまり覚えていないのですが20~40元の間だったと思います。
クレジットカードOK。

街中では見かけなかった、1本60元もする高級ビール。
原材料が普通のビールと同じだったので買わなかったのですが、ちょっと気になります。

■青島ビール博物館の基本情報

所在地:
山东省青岛市市北区登州路56号
NO.56 DENGZHOU ROAD, QINDAO, CHINA

電話番号:
0532 83833427(中国国内)
86532 83833427(国際電話)

入館料:

これは2018年8月のチケット料金表なので、値上がりしている可能性が高いですが、種類などは参考になるかもしれないのでこのまま載せておきます。

ローシーズン(11~3月)の普通券は50元になります。その他も-10元になるかもしれません。
子どもは「140cm未満は無料、140cm以上は半額」のようです。

普通券(60元):純生(スタンダードな銘柄)と原酒(無濾過)とおつまみの豆付き。
80元(A):原酒、豆、ソーセージに、純生を1時間飲み放題。
80元(E):純生、原酒、IPA、黒ビールの4種類と豆。
※純生は500mlが5~10元なので、普通券に+20元して飲み放題にする必要はないように思いました。

90元(C)はお土産のビール付でしょうか。VIPはとにかく何でもついている感じですね。
ミュージアムショップはクレジットカードOKでしたが、チケット売り場は未確認です。

アクセス:
路線バスの場合、「十五中(延安路延安一路)」から徒歩5分
通っているバス路線は、
TopChinaTravelによると1, 3, 4, 11, 15, 25, 36, 217, 225, 302, 306, 307, 367
TravelChinaGuideによると 205, 217, 221, 604もしくはSightseeing Bus 12

タクシー代はわかりませんが、パンフレット記載の各所からの距離は以下。
・青島駅、桟橋から⇒4km
・五四広場から⇒5km
・鉄道北駅から⇒15km
・青島流亭空港から⇒28km
※街中でタクシーを使うと。3kmで10~15元ほどです。

★所要時間の目安

標準的な目安は2時間。
ただ、A・Cのチケット(1時間飲み放題・4種類試飲)で入館し、さらにゆっくりお土産も選ぶとすると3時間みておいたほうがいいと思います。

★公式WeChatの登録がおすすめ

公式サイトはなさそうですが、公式WeChatで最新情報を確認できます。
LINEが使えない中国ではLINE代わりの通信手段としてもWeChatが便利なので、インストールして登録しておくのがおすすめです。
WeChatのダウンロード

① 公式WeChat登録後、チャット画面の右下「微服务」をクリックし、常~をクリック。

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② FAQらしきリンクが送信されてくるので、画像をクリック。

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③ 営業時間や入場料についての情報が開きます。中国語ですが、必要最低限の情報はわかります。「全年无休」は、年中無休の意味。

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■青島ビール街

★博物館前がビール街

青島ビール街は、博物館前のエリア。
Googleマップや百度地図では少し東のエリアが表示されますが、博物館前すぐからビール街と呼べる感じです。夜はネオンがキラキラして派手そう!

しつこくはありませんが、メニューを手にした客引きが声をかけてきます。
街中よりはちょっと高そうな感じですが、街中よりも英語が通じそう(英語メニューがありそう)な気もします。

マンホールの蓋も、ビールです。

★少し外れると、安い食堂もある

わたしたちは、ビール街から少し離れた食堂で食べました。
青島名物の水餃子もあるし、ヒトデがおいしかったです。

★ビニール袋ビールは、ちょっと高い

4種類の樽が並んでいるお店が多く、ビニール袋でテイクアウトできることがアピールされています。
純生と果啤(フルーツビール)は1斤(500g)は10元、黒啤(黒ビール)と原酒は15元と明記されているお店もありました。
価格は相場の倍くらいですが、純生以外(特に果啤)は街中の飲食店には少ないので買ってみてもいいと思います。

密閉できるパウチでも買えるのですが、尋ねてみたお店ではパウチでは大容量を買わなければいけないとのこと。
1斤でいいならビニール袋で買えとのことでした。

ビニール袋ビールは本来、家に持って帰ってコップに入れて飲むものなのですが、ビール街では飲む場所がないのでストローを渡されます。
普通に考えるとわかりますが、ストローで飲むビールはまずい!
ただ、果啤はジュースみたいなのでストローで飲んでもおいしいです。
ビールらしい色ではありませんが、ビール街でビニール袋ビールを飲むなら果啤がおすすめです。