2017年夏、なんちゃってタイ旅行記

2016年夏はロシア、ウラジオストクへの船旅
そして今年は、タイ!?・・・っぽいどこか。

DPZ石川さんのアドバイスを受けて、加筆修正しています ★

さて、今回の宿の雰囲気は、まさにタイのゲストハウス。
エントランスには、タイのシンボルとも言えるトゥクトゥクが飾られています。
フロントの女性はタイの民族衣装に身を包み、エキゾチックなメイクの美人でした。

1階はタイ料理のレストランもありました。

部屋は簡素ながらも明るく、エアコンもあります。
格安でこの部屋に泊まれるのはありがたい!

部屋にはシャワーもあったので、軽く汗を流してから、夕食に出かけることにします。
バスで行くと安いけど、よそ者が路線バスを乗りこなすのは至難の技。
結局、ターミナル駅まで歩いてそこからタクシーを拾いました。
1台目の運転手さんには近距離を理由に断られるも、2台目はいい運転手さんに当たりました。

夕食はエスニックアレンジを利かせた、おしゃれなビストロ。

ミントとクミンをたっぷり使ったラム肉の炒めもの。

パクチーとコーンのかき揚げ。

ストウブ(フランスのお鍋)で炊いた鯛ごはんにも、パクチーがたっぷり。

レモン、ナンプラー(右)、アリッサ(左、モロッコの辛味調味料)をごはんに混ぜると絶品!

アレンジ料理ばかりではなく、王道のパテ・ド・カンパーニュも。
室温に戻してから出てくるので、口当たりがふっくらしています。

レバーの風味も絶妙で、普段はほとんど肉を食べない自称野菜女子(6歳)も、パンとパテの永久運動。

フランスのビオワインの取り扱いもあります。
美味!

子連れで長居するお店でもないので、20時過ぎには退店。
来るときはタクシーでしたが、街の様子を知りたいので歩いて戻ることにします。

路地に、野良猫。

ふとしたところに、お寺。
仏教国ですね。

対岸へ渡るためのボートがありました。
周辺には自転車で待っている人がちらほらいて、街の人たちの足のようです。
片道30バーツ(100円)、乗りましょう!

旅情のある生ぬるい風に吹かれているうちに、あっという間に、到着。

対岸には特に何もないけどいったん降りて、船一往復分だけぼんやりと滞在。
対岸は山(高台?)なので、家々の灯りがとてもきれいに見えました。

帰りの船を待つ、リトルバックパッカーたち。

帰りの船内で、自転車を従えて立つ娘の姿は完全に旅人。

戻ってくると、海沿いにテラスのような場所があることに気づきました。

なにか飲んでいる人たちがいたので聞いてみると、「飲んでも寝てもなにしてもいい」とのこと。
現に、となりのテーブルでは、バックパッカーらしき男性が寝ていました。
そして、彼女たちが飲んでいたのはセブンイレブンのアイスコーヒー。

アジア諸国にあるコンビニの代表格、セブンイレブン。
(ファミリーマートも多いけど)

ビールとジュース、おつまみを買って、散歩疲れを癒しました。

すでに店からは1km以上歩いており、ここから宿までは15分ほど坂道を登らないといけません。
迂回してタクシーを使うと300バーツ(1000円)、子どもたちも行けると言うので後悔覚悟で歩くことに。
上り坂というか、普通に山登り状態。

ついに宿にたどり着くと、玄関先でお客さんがたむろしていました。
謎のたむろ、安宿でよく見る光景です。

暑さのあまり、部屋で飲むつもりだった缶ビールをここで開けるわたしと、紳士に絡んでいくキッズたち。
夫も疲れのあまり、カメラブレブレです。

そして翌朝。
部屋の窓から見えたのは・・・

こんな景色。
美しい尾道の朝でした。

~ 余談 ~

夜、宿の部屋に戻ったあとの話。
スマホを立ち上げると、こんな画面が↓。

日本語設定が不可!
尾道からタイへ、時空が歪んでしまっていたのでしょうか。

~ ネタバラシ ~

【宿泊先】尾道ビュウホテル セイザン

宿は、千光寺公園の近くにある、なぜかタイ風のビュウホテルセイザン。
宿の前にいたのは、タイ料理店で飲み会をしたあと迎えを待つグループでした。
スマホの設定が一時的におかしくなった理由は謎です。

【ビストロ】ビズー(BISOU)

福島から移住してこられたご夫婦が営むビストロ。
食材だけでなくレンジも使わないほどの徹底ぶりですが、押し付けがましさはなく、ただただおいしかったです。

【渡し船】尾道渡船(向島渡船)

尾道市民の足となっている船です。

船頭さんによると、対岸から眺める山側の景色はひとつの観光スポットなのだそう。
「昔はあそこに家を建てるのがステイタスだったけど、いまや30万でも誰も買わない」のだとか・・・
実際上り下りしましたが、足腰弱ってから住むのはキツいなあと思います。
でも30万か、覚えとこう。

ちなみに、セブンイレブンで買ったのはコレでした。

【記事内の通貨表示について】

タイ風にバーツ換算で書いていますが、実際にはもちろん日本円です。
渡し船は大人100円、子ども50円。いい船旅でした。

【尾道の風景】

本文ではタイっぽいところを抜粋しましたが、本当は日本らしさもありますよ(当たり前!)。

こちらは、山の上にある千光寺からの眺めです。

渡し船も、日中に撮るとこんな感じ。

タイっぽくなさすぎるのであえて外しましたが、電車も走ってます。

広島の尾道と愛媛の今治を結ぶしまなみ海道は、有名なサイクリングロード。
自転車の置物がある、海の見えるカフェ(で、浸る3歳児)。

尾道市立美術館では、子どもたちの大好きな「忍たま乱太郎展」が開催中でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
にん!

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