まだまだ暑いですが、夕方の風が涼しくなってきて、秋が来たなと感じるようになりました。
9月になると、名古屋でも岐阜県中津川・恵那銘菓の栗きんとんが出回るようになります。
7歳娘の大好物なのですが、評判のいい老舗の有名どころは1個250円くらい。
買っていてはお財布が悲鳴を上げるので、去年からはつくっています。
今年はついでに、同じく岐阜名産の「栗粉餅」風のお菓子もできました!
■栗きんとんのレシピ
完全に自己流なので正しいかどうかはわかりませんが、充分に満足な栗きんとんを簡単につくれる方法です。
栗を50分蒸す。茹でてもいいですが、たぶん蒸すほうがおいしいです。
半分に切ってスプーンで中身をかき出し、テフロン加工のフライパンに入れる。
渋皮や茶色く固い部分は入らないようにする。
砂糖を投入して全体を混ぜ、30分くらい置く(これは混ぜる前の写真)。
目分量で入れましたが、ネットで見てみると栗の重量の10~20%が目安とのこと。
全体的にしっとりしてきたら、弱火で加熱しながらマッシャーですり潰していく。
ほろっとするまで続ける。
※水をちょっと入れると作業は楽ですが、老舗の広告に「水を使わず栗と砂糖だけで」と書いてあるのを見たのでそうしてみました。
20gずつ、さらしで包んで絞る。さらしがなければラップでもOK。
好みで裏ごししてもいいですが、栗の食感が残る粒が少し混ざっているほうがわたしは好きです。
平らに押しつぶすように力を入れながら絞ると安定した形になります。
が、4歳児が絞ったこんな形のでも味は同じです。ゆがんでいても、割れてなければ大丈夫。
完成!
乾かないよう、薄紙やラップで包みます。
こちらは子どもたちが絞ったもの。
小さめの栗30個(1000円分)で、栗きんとんが18個くらいできました。
娘、つくってすぐに2個、夕食後に2個食べました。買ったらこれだけで1000円!(笑)
ちなみに、蒸す時間や栗と砂糖と混ぜておく時間も入れて、だいたい2時間。
作業していたのは実質30分ほどでした。
栗きんとんを買うなら? 「すや」「恵那寿や」「川上屋」「恵那川上屋」が有名です。 道の駅やSAで知らないお店のしかなく判断に迷う場合は、原材料が「栗、砂糖」のみの商品がおすすめ。トレハロースなどが入っている栗きんとんは、残念なことが多いです。 |
■副産物!栗粉餅のレシピ
フライパンにこびりついた栗がもったいなかったので、ちょっと考えて…
6等分にカットした切り餅2個に50ccほどの水を入れて600Wで1分40秒加熱。
余分な水を捨ててから箸で全体を混ぜる。
フライパンに投入!
栗をからめとるようにお餅を転がす!
完成!
のびーる!めっちゃうまい!
個人的には、栗きんとんより好き!
■中津川&恵那は栗の季節
栗きんとんはつくれないこともないですが、お店に行かないと食べられないものもあります。
これは「恵那川上屋」の栗一筋という巨大モンブラン!栗おこわもとてもおいしいです。
恵那川上屋 恵那峡本店
https://www.enakawakamiya.co.jp/
これは取材不可の大津屋さんの栗粉餅。賞味期限は2時間、とろーっとしてておいしい!
マスコミ嫌いということではなく、テレビに出て人が殺到して困ったからだそうです。朝から並ばないと売り切れてしまいます。
大津屋
https://tabelog.com/gifu/A2103/A210302/21007766/
昔に携帯で撮った暗い画像で申し訳ないのですが、これは中津川にある「すや」の栗汁粉。なんとも贅沢なお味でした。
9月はお汁粉に氷を入れた栗白玉、10月からは栗汁粉になるようです。きれいな写真は公式サイトでチェックしてください。