上海ディズニーランドホテルです!
本物の公式ホテルですよ。
トイストーリーホテルという少し安い公式ホテルもありますが、高いほうです(笑)。
ロビーで出迎えてくれるのは、ディズニーキャラクターたちのオーケストラ。
天井だけでも美しくて興奮!
チェックインの15時までは時間があるので、荷物を預けてホテル内を探検します。
トイレの案内もかわいい。
窓から外を眺めています。
レストラン「ルミエールキッチン」の前には、美女と野獣の像。
カーペットがふかふかすぎて、寝転んでしまう子どもたち。
結婚式などが行われると思われる、宴会場のロビー。
シンデレラをモチーフにした大きな絵が飾られていました。
照明だけでも見応えがあります。
続いては、お庭の散歩。
お天気がいいのが本当にラッキーです。
遠くに見えるのが、ディズニーランドのシンデレラ城。
ホテル自体もお城のようです。
噴水は、近くで見るとティンカーベルがデザインされていました。
そして、いたるところにミッキーが!
ライオンキングファンが大喜びしそうな、「ハクナマタタガーデン」。
テーマパーク慣れしていないわたしたち家族には、これで充分にアトラクション。
ディズニーランドに行った気分になれます。
薄着で噴水ではしゃげるくらいの温かさでした。
チェックイン前に使ってもいいわよ、と言われたので、子どもたちお楽しみのプールへ移動します。
温水プールは、アリエルの世界です。
浮き輪は友達に借りていきましたが、帽子とサンダルは貸してもらえました。
わたしはプールの水や水着のゴムでかぶれてしまうので、ここは父子3人。
息子は初めてのプールで、ちょっとドキドキしている様子。
でも、もともと温泉なら大好き、毎日のお風呂も風邪でも入りたがるほどの息子。
ガッツリ1時間以上、ひたすら水中ウォーキングさせられた夫でした。
幼稚園のプール指導で慣れている娘は、最初から楽しそう。
浮き輪から滑り落ちてしまった娘、夫が助けにいく前にスタッフが服のまま飛び込んで救出してくれました。
惚れそうです。
そして15時、いよいよお部屋へチェックイン。
カードキーのデザインがまず素敵です。
エレベーターでは、ミッキーの声が案内してくれました。
じゃじゃーん!!
実は事前に、「2日早いけど誕生日だから部屋を飾っておいてほしい」とお願いしておいたのです。
旅行の手配はわたしですが、さすがにここだけは夫にお願いして国際電話をかけてもらいました。
娘は、持参していたアナのドレスに着替えました。
そしてこの、大きな収納庫のようなものは何かと言いますと…
子ども用のエキストラベッド!
アメニティの箱はティンカーベル仕様です。
換気口にもこっそりミッキーがいました。
ベッドサイドにあるボタンを押すと、ティンカーベルが魔法をかけてシンデレラ城に花火が!
お部屋を少しだけ楽しんでから、おやつをいただくためにラウンジへ。
今回は「クラブレベル」という、ラウンジも使えるちょっといいお部屋を予約していたのです。
ティータイムは14~16時ですが、プールで遊びすぎたのであと1時間弱です。
窓からの見晴らしは最高!
ずらりと並んだお菓子にテンションが上がります。
ミッキーモチーフのお菓子もたくさん!
味は、「日本のお菓子ってレベル高いなあ」と感じるくらいですが、でもどれもかわいくてワクワクします。
大人に合わせるベビーチェアではなく、子どもの高さでつくられたテーブルと椅子。
これはものすごく嬉しかったようです。
大人も、いただきまーす!
ティータイムを終えて、いったんお部屋へ戻ります。
カーペットにもさりげなくミッキーが隠れていますね。
何をするでもなく部屋を楽しんでいるうちに1時間が過ぎ、17時からアペリティフタイム。
少し暗くなってきました。
この時間は、お酒もあります。
ちょっとした冷たい前菜やチーズが並びます。
カットフルーツもずらり。
フルーツの小さなタルトのかわいさ!
このチョコムースは絶品でした。
子どもたちが食べられるようなホットドッグもありました。
ポテトかチュロスに見えるのは、イカ天。ときどき中国チックな感じが混じります。
食事を取りに行っている間に、テーブルセッティングをしていただいていました。
大好きな青島ビールと、パクチーを巻いたタイ風ローストビーフ、タコとセロリのマリネ、蟹肉とマンゴーソースをトッピングしたポテサラ。
これだけを永久に食べていたいくらいおいしかったです。
サラダやハムもたっぷり。
アペリティフタイムと言いつつ、今日の晩ごはんです。
少しずつ、暗くなっていきます。
夫は、ビールに続いて白ワイン。
ニュージーランドの白ですが、荒々しくてビックリ!
こういうところで飲みすぎるのは恥ずかしいですが、いつでも来れるほどの富裕層ではないのでもう1杯くらいは。
普段飲まないものをとカルアミルクを頼んだら、さらにコーヒーを注いでくれたそうです。
甘さが控えめになって大人味。
わたしは、お菓子と一緒にグランマニエ(オレンジ風味のリキュール)のオレンジジュース割り。
息子と乾杯!
お気に入りのお菓子を口に入れてくれました。
すっかり暗くなっています。
19時にアペリティフタイムは終了。
「21時から絵本の朗読があって、そのあとマジックタイムがあるから絶対に来てね」と言われて部屋に戻ります。
ではそれまにお風呂に入りましょう。
シャワーカーテンもミッキー模様。
子ども用のバスローブも1着用意されていました。
頼めばもう1着借りられるでしょうが、そこまでするほどでもないので交代で。
こちらのカーテンにもミッキーが!
上海ディズニーランドホテルまで来て、日本の手遊びで盛り上がり中。
「どのおせんべいが焼けたかな♪」
そして21時、またまたラウンジへ向かいます。
まずはリーディングタイム、中国語ですが絵本を読んでくれます。
そしてそのあと、「目を閉じて5秒数えてね!」と言われて目を開けると…
パジャマ姿のミッキーが!!!
記念撮影もたくさんできて、子どもたちも大興奮の時間でした。
3歳の息子は「ミッキーともう1回撮りたい」を繰り返し、「でもミッキーも疲れちゃうから」となだめても「ミッキーわらってるよ」と聞き入れてくれないという事態に…
たしかに笑ってるけども。
でも、息子が満足するまでつきあってくれ、最後はハグとハイタッチまでしてくれた神対応のミッキー様なのでした。
ミッキーが来ることはわかっていたのにプリキュアとバリィさんのパジャマをセレクトしてしまった自分を呪いたくなりますが、まあいいとしましょう。
もう21時半すぎ(日本時間では22時半すぎ)、そろそろ寝ないといけないのですが「庭で夜景を見たい!」という娘につきあって外へ。
昼間は白かった噴水は、色が変わってとてもきれいでした。
階段を降りているうちに、靴が片方脱げてしまった娘。
リアルシンデレラですか~?(この写真は履いています)
池に浮かぶボートやその向こうに見えるシンデレラ城もキラキラしていて、お散歩して大正解!
娘、グッジョブな提案でした。
23時前(日本時間の24時前)、ようやく布団へ。
大きなベッドがあと2つあるのに、子どもたちはやっぱりエキストラベッド希望。
息子がわたしと寝たいというので、こんな状態に…
いつもは寝つきの悪い子どもたちですが、あっという間に寝ました。
スペシャルな1日だったもんね!
では、おやすみなさ~い!
■ 3月4日(土)
朝です。
昨日行きそびれたキッズルームへ行きたいがために、8時間睡眠でも嫌がらずに起きる息子。
でも、まずはラウンジで朝ごはんです。
パンやヨーグルトのディスプレイを見るだけで幸せな気分です。
ミッキーやドナルドのワッフル!
卵白を泡立てた生地でつくるあまり甘くないサクサク系で、わたしが大好きなタイプでした。
青のりに見えますが、スモークサーモンにパセリ。
お粥や点心などの中華系のメニューもあります。
麺類はオーダー制でした。
台湾風と搾菜入りを頼んだのですが、これは子どもたちに食べられてしまいました。
オレンジジュースは、その場で搾ってくれます。
日本では柑橘系のジュースが苦手な娘ですが、「ほんもののみかんの味がする!」と喜んで飲んでいました。
ちなみにコカコーラ社のミニッツメイドも果実入りで日本よりもサラッとしていたのでおいしいと言っていました。
そして、感動するほどおいしかったのがこちら。
温泉卵にポルチーニ茸のソース(たぶんトリュフソルト入り)をかけ、カリカリに焼いたパルミジャーノをトッピングしたお料理です。
恥ずかしがらずにおかわりしたらよかったな~
そして8時半、昨日から楽しみにしていたキッズルームへ。
間違いなく天国です。
自由に遊んでもいいのですが、スタッフが教えてくれる創作の時間もあります。
9時からはオラフ作り。
公式ホテルがこのクオリティのオラフを提供していいのかと心配になります。
10時からは粘土でドナルド。
これまた不安なクオリティです。
そして最後、10時半ごろからはビンゴ大会まで!
「X印に揃えばビンゴ」という、子どもにさせるにはハードすぎる条件でしたが全員賞品がもらえます。
息子はぞうさんのおもちゃ。
娘は積木みたいなおもちゃ。
いちばん大きなのが欲しかった気もしますが、持ち帰ることを考えると優勝じゃなくてよかったです。
自由時間でもすごく遊んでくれて、ほんとにディズニーってすごい。
子どもたちがおかあさんの誕生日なんだよと言ったらしく(明日ですが)、わたしにもお花をつくってくれました。
11時ギリギリまで遊んで、チェックアウトです。
遊び疲れたし、せっかくだからお茶でもしてから行こうと1階のカフェへ。
チェックイン時にもらったドリンククーポン(ドナルドのカード)が使えるお店は12時からだったので、ここは普通に購入。
子どもたちに、シールをたくさんくれました。
まるっと24時間、ディズニーランドホテルを満喫していよいよお別れです。
にこやかに送り出してもらいました。
もう1日泊まりたかった、と涙涙の娘。
今度は、自分でお金貯めてね(笑)。
次の目的地はディズニーランド、ではなく、空港のホテル。
夫もわたしもテーマパークにはあまり興味がないので、ディズニーランドホテルにだけ泊まる旅なのです。
ちなみにタクシー代は110元くらいでした。
昨日乗ったエアポートシャトルは2人で136元だったので、タクシーのほうが安かったんですね。
一人旅の方にオススメのシャトルだと言えそうです。
荷物を預けて出かけるつもりでしたが、部屋に入れてもらえました。
思ったよりも広くてきれいな部屋です。
<ダージョンエアポートホテル(大衆空港賓館)>
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なんだかんだで13時前になってしまったし、鉄道好き家族としては気になるということで、市内まではリニアモーターカー(マグレブ)を使うことにします。
市街地まではいけないのですが、30分ほどかかる距離を8分で行けます。
片道50元(900円)。※交通カードや当日の搭乗券があると40元。
新幹線だと思えば安いですが、地下鉄だと市街地まで14元なので割高です。
何とも言えない色あいのシート。
「モーターカーは、なんキロではしるの?」「モータカーはタイヤがないの?」と、しゃべりまくりの息子。
なぜ重要かつ短い「リニア」を省略するのか謎です。
浮いているわりにはゴォゴォと音がするし、ちょっと揺れます。
スーッと静かに走るのかと思っていましたが、少し意外な乗り心地でした。
あっという間に、龍陽路駅に着きました。
地下鉄に乗り換えるために駅を出ると、アジアのにおい!
ディズニーランドホテルでは感じなかった、アジアの街のにおいです。
娘と食べようと約束していた大きな小籠包を食べるために、人民公園駅を目指します。
「中国語覚えたいから本貸して」と言い、地球の歩き方で勉強しはじめる娘。
6歳ですが、海外旅行での言葉に関しては常にアグレッシブな姿勢を見せます。
去年のロシア旅行でも、ロシア語の挨拶や会話を書いた紙を壁に貼って予習していました。
そして、目的地に到着!
お土産屋さんの奥へ進み、2階に上がるとレストランです。
とりあえずビール。
そして、これが食べたかった大きな小籠包(蟹黄大包湯)。
ふるんふるんです。
るるぶには「ストローでスープを飲む」と書いてあったのですが、お店の人に聞くと「爪楊枝で穴をあけて飲む」と教えてくれました。
いま上海で流行っているようで豫園周辺でもいくつかお店を見かけましたが、そこではみんなストローで吸っていました。
るるぶ、ちゃんと取材してないな(1回目)。
このあと食べ歩く余裕があるかどうかわからないので、とりあえずここで昼ごはんを済ませることに。
普通の小籠包で、空港の小籠包と同じくらいのレベルの味です(普通においしいけど、びっくりするほどおいしくもないという感じ)。
こちらは、セロリ風味の焼き小籠包。
おいしくてローカル感もあって、頼んでよかった。
豚肉の唐揚げと椎茸とマッシュルームがトッピングされた麺。
お店の名物だそうですが、すさまじい椎茸臭で、椎茸が苦手なわたしにはちょっと無理でした。
きのこ好きの娘はもりもり食べていました。
早起きで遊びまくった息子が寝てしまったので、しばし食後休憩。
<泰康湯包館>
人民公園駅から隣の南京東路駅までの歩行者天国を、ミニ列車が走っていました。
地下鉄のほうがずっと安いのですが、電車好きの息子が乗りたがったので使うことに。
子どもも有料で、1人5元(90円)。
息子は汽笛が鳴らなかったことを気にしつつも、楽しそうに乗っていました。
終点から少し歩くと、上海随一の観光地である外灘エリア。
すごい人です。
東方明珠電視塔(テレビ塔)はすごくきれい。
上海は4回目(旅行は2回目)ですが、昼間にここに来たのは初めてです。
<東方明珠電視塔>
さて、このあたりはナイトクルーズも有名。
るるぶには「十六舗水上遊中心」で予約できると書いてあり、「地図P13B7」みたいな表記はあるのですが、地図上には記載もなく住所も書いてありません。
だいたいのエリアは見当がつくので向かいたいのですが、タクシーを拾おうにも空車は通らず、地下鉄で行くにはアクセスが悪い場所です。
近くに路線バスの停留所があり、次の次が「十六舗」というバス停だったのでとりあえずそれに乗ることにしました。
20元札しかないと言ったけど乗せてくれて、両替してくれました。
ひとまず十六舗に到着。
停留所にいた人に紙を見せて尋ねると、スマホで地図を検索して教えてくれました。
が、「十六舗水上遊中心」という名前の場所はなく、似たような名前のところのようです。
教えてもらったとおりに行くと、数分でそれらしき場所に着きました。
でも、B1階がチケットオフィスという表記はあるのですが、明らかになさそう。
別の入口からB1階に降りてみましたが、気になる自販機があっただけでした。
おすし出てきたらビックリするけど、たぶん食券の券売機です。
かなり歩いて、ついに開いている入口を発見!
チケットオフィス~!!!
18時以降は30分ごとに出航するようだったので、19時半にしよう。
と思ったら、銀聯カードしか使えないとのことで、現金は足りず…がーん。
バス停の近くにあるホテルまで戻り、両替。
もう1回子連れで歩く体力はないので、夫だけが買いに行ってくれました。
2回目は大文字で言わせていただきたい。
るるぶ、取材してないだろ!(笑)
<個人予約方法の詳細はこちら>(Travel.jpに寄稿しました) 個人手配も可能!上海の名所を巡る黄浦江遊覧船ナイトクルーズ |
チケットを買えたのは17時半。
19時15分には港に戻らなくてはいけないので2時間もありません。
歩く時間が惜しいので、両替をしたホテルでタクシーを呼んでもらいました。
流しを拾うと乗車拒否されそうな距離なので、宿泊者ような顔をしてドアマンに頼みました。
お兄ちゃん、ごめん!
でもすごく親切なホテルだったので今度泊まりたい!
<インディゴホテル(上海外滩英迪格酒店)>
⇒インディゴホテルをagodaで確認する
次の目的地、豫園に着きました。
狙っていたレストランがあったのですが、30分待ちとのことで断念。
というわけで、南翔饅頭店でまたまた小籠包を食べることに。
昔一緒に働いていた上海出身の人たちは、全員ここがいちばんだと言っていました。
1階は例によって大行列でしたが、2階のセルフサービスは空席がありました。
3階のレストランは十数年前の上海出張のときに来ましたが、2階は初めてです。
ビール2本と春巻と小籠包3セイロ注文すると、レシートとコインを渡されました。
「2階はセルフサービス」とガイドブックにはありますが、どうすればいいのかさっぱりわかりません。
ことりっぷを手にした日本人カップルも、レジ前でしばらく考えたあと諦めて3階へ上がっていきました。
助けてあげられたらよかったのですが、この時点ではわたしも理解していなかったのです。
<2階での注文方法はこちら>(Travel.jpに寄稿しました) 地元客で賑わう2階!上海・豫園「南翔饅頭店」の絶品小籠包 |
でも無事にすべて滞りなく揃いました。
いっただきまーす!
スープは少なめですが、今回食べたなかでは具は断トツにおいしい。
ただ正直に言いますが、小籠包は台湾のほうが洗練されてるかなあ。
そろそろ2階も満席。
立っているのがしんどそうなおばちゃんがいたので、座らせてあげました。
もうすぐ終わるならここで待っててもいい?と家族が登場。
wait a moment と言っていましたが、意味はわかります。
日本のすばらしさを伝えるべく(?)、きちんと片付けてウエットティッシュでテーブルも拭いてから去りました。
日本に対してなのかわたしたちに対してなのかわかりませんが、「わあ♡」と感動している様子は伝わりました。
よかったよかった。
この時点で18時半。
乗り場まで歩いてどれくらいかかるかわからないし、タクシーが捕まるとは限らない…
と、わかっているのですが、せっかくなので10分くらいは豫園を歩きたいところです。
るるぶで気になっていた切り紙屋さん。
覗くだけのつもりが、2分でできると言われたのでお願いしてみました。
職人技!
子どもたちだけのつもりが、お姉さんの口車に乗せられて家族全員。
息子のクオリティが異様に高い。
4人分もやってもらったので時間が…
あと25分で港に着かなくてはなりません。
タクシーは通らず、工事中で迂回もさせられましたが、19時15分になんとか到着。
いよいよ乗船です。
京東号という船に乗ります。
船内の窓際の席はもういっぱいだし、そんなに寒くはないのでデッキで過ごすことにしました。
言葉はいらないので、ずらずらっと写真行きます!
ほんとにほんとにきれいでした。
1人120元(2,160円)、130㎝以下の子どもは無料で約1時間。
これはお得なクルーズですね。
お昼の大きな小籠包屋さんでのお昼寝が効いて、最後まで夢中で見ていた息子。
誰よりもクルーズを楽しみにしていたのに、朝からの疲れが限界で15分くらいで寝てしまった娘。
デッキでぐうぐう寝ている自由さに中国人も驚いていました。
出発した場所まで戻って、クルーズは終了。
降り場周辺は白タクの客引きだらけで騒々しかったですが、バス停あたりまで戻ると正規のタクシーがいました。
と言っても、わたしたちが乗るのはバスです。
息子がトイレに行っている間にバスが1本行ってしまい、20~30分待ったでしょうか。
バスで再び外灘エリアまで戻り、南京東路駅から地下鉄でホテル(空港)に向かうことにします。
地下鉄の駅まで向かう途中のひとこま。
危ないよ。
あとはホテルに戻って寝るだけ!
息子はここで寝てしまいました。
南京東路駅から浦東空港までは路線図上は地下鉄2号線で1本ですが、途中の広蘭路駅でいったん降りて別車両に乗り換えないといけません。
うっかり降りるのを忘れて折り返してしまい、20分ほどロスしてしまいました。
ということで乗り直して広蘭路駅で降りたのが22時半ごろ。
早く帰りたいのですが、ホームには大声で客引きをする白タク運転手っぽい人が何人もおり、不穏な空気。
駅員さんに聞いてみると・・・
テンオクロックフィニッシュ。
あと10分ってこと?と、突然の状況に理解力を失う夫。
なんでやねん。
終電は23時すぎまであるはずですが、なにやらトラブルでもあったようです。
地上に出ると、地下鉄を降りた人とタクシーでカオスな状態。
もっとすごいことになっていたのですが、息子を抱いていたので余裕がなくてこんな写真しかなく残念です(笑)。
手持ちの現金は、位置的にタクシー代として足りそうな160元です。
100元見せて「I have just 100、airport」と交渉すれば済むと思っていたのですが、なんと「airport」が周囲の誰にも通じません。
ガイドブックを出して指で示すとなんとか通じました。
日本人は英語ができないと通販教材とかはよく煽ってるけど、ビジネスはともかく旅行英語レベルなら日本人は絶対できるほう!
「オッケー、じゃあ乗れ」
「いや白タクは困る」
「メーター立ててやるから大丈夫」
「メータータクシーに乗って足りないのも困る、お金100しかないし」(160あるけど)
「じゃあメーター倒してやろう、100でいいよ」
「いや、でもそれもちょっとな」
と、運転手なのか野次馬かわからない大勢の人たちに囲まれながら、言葉を使わないのになぜかするすると成立していく会話。
そして最後、「とにかくこれに乗ればいいから」という感じで、ちょっと離れたところにいたタクシーに詰め込まれ、「オッケー」「オッケー」「オッケー」と、おそらく彼らが知っている唯一の(?)英語で送り出されました。
嫌な感じはまったくしなかったし、どれかに乗るしかない状況なので素直に乗ることに。
メーターのあるタクシーです。
20分後、なんの問題もなくホテルに到着。
料金は110元。
なぜこの運転手さんが選ばれたのかは不明ですが、「ものすごく運転のうまい飛ばし屋」でした。
子連れのわたしたちを心配し、もしかしたら飛行機の時間が迫っているのではないかと気にしてくれたのかもしれません。
息子は地下鉄で寝たまま起きず、娘もタクシーで寝てしまいました。
普段は電車やタクシーを降りるときに抱きあげると必ず起きてしまう子どもたちなのですが、息子は初めての寝落ち。
娘はおととしの香港ディズニーランドの帰り道以来、生まれて二度目の寝落ちです。
毎日の寝かしつけの苦労を推察していただければ幸いです。
窓から見える空港、普通にきれい。
パッキングしてシャワーを浴びている間に12時、誕生日を迎えました。
40代も落ち着きなく過ごすことになりそうです。
残りの60元でホテル1階のコンビニへ行き、ビールとおつまみを買おうかと思いましたが、10元のビールを4本。
青島超爽という3%のビールでしたが、青島ビールはやっぱり好きです。
3%なら、60元で6本買ってもよかったな~
おつまみは昨日ホテルのコンビニで買っていたキュウリ味のポテチ。
キュウリの水分の味が再現されていますが、これがなかなかおいしい!
これ、日本でもあるといいのに。
では、おやすみなさい~
■ 3月5日(日)
最終日の朝8時、雨です。
昨日まで快晴だったので、むしろラッキーという気持ち。
昨日、タクシーに乗るまでは起きていた娘ですが、タクシーで帰ったことは覚えていないそう。
カオスすぎて記憶から抹殺されてしまったようです。
でも、朝起きるなり「もっと上海にいたい」と泣いていました。
雨でも濡れずに空港まで行けます。
さすがエアポートホテル!
スムーズにチェックインできて一安心。
昨日のカオスモードが続いて欠航になっていたらとちょっとドキドキしていたのです。
出国してから朝ごはんのつもりでいたのに、あの小籠包屋さんでもう1回食べたいという娘の提案で再訪。
注文を受けてから蒸すので(たぶん)、出てくるまで時間がかかります。
最後まで楽しみ尽くす娘。
朝ごはんはワンタンスープとのセットにしました。
スープは濃すぎて飲み切れませんでしたが、海老ワンタンはすごくおいしかった!
優雅に食べていますが、すでに9時50分。
搭乗時間は10時10分、ゲートクローズは10時25分、出発は10時45分ですが、まだ出国もしていません。
ゲートに着いたのは10時20分でした。
にもかかわらず、残った10元でお菓子を買う人たち。
10時22分、搭乗。
間に合うもんですね(反省しなさい)。
上海、ばいばい~!
さっき買ったお菓子を食べたり。
本を読んだり、その隣の女性に京都・大阪・名古屋旅行の旅程を相談されたり。
隣のお姉さんをナンパしたり。
注文しておいた香港風角煮ごはんの機内食を食べたり。
(八角がガンガンに効いた肉じゃがという感じでしたが、もりもり食べる娘)
そうこうしているうちに、離陸から2時間ほどで名古屋に到着。
風の影響か、かなり早かったです。
ゴールドラウンジでちょっと休憩。
マイルの換算率がいいのでゴールドに変えたのですが、LCCでも使えるのと到着後に使えるのがいいですね。
ゴールドラウンジのサービスは空港によって差がありますが、中部国際空港はハートランドと一番搾りが飲み放題。
お菓子の種類も航空会社の国内線ラウンジより多いし、子どもはなんと12歳以下無料です。
<関連記事>(そのうち書く予定) セントレアユーザーなら、クレジットカードはゴールドカードがお得 |
AERAを読んでいたら、リビング名古屋Webでお世話になっている(そして飲み友達でもある)中島さんがインタビューで登場。
最近、テレビや雑誌に知り合いが出すぎています。
「この人が幸子さんかなあ」と、娘。違うけど、でも誰でしょう。
重い腰を上げて、ようやく移動開始。
マールブランシュ(京都)の「茶の葉」の試食販売をしていました。
1枚100円以上すると思うのですが、子どもたちは1枚ずつもらえました。
さんざんお菓子を食べたのに、まだ小腹が空いているらしい子どもたち。
でもこれ以上お菓子でお腹を膨らませるわけにはいかないので、ファミマでおにぎりとサンドイッチを買いました。
ミュースカイ(空港特急)で食べさせよう、と思ったら、このカオス感、昨日見たような。
「人身事故のためダイヤが乱れているので、次のミュースカイは特急券なしでもご乗車いただけます」とのこと。
どうやらついさっきまで電車が止まっていたようです。
ということで、わたしたちには全く影響のない事故だったのに乗車券だけで乗れました。
4人分の特急券を買うつもりだったので、1,440円浮いた計算。
昨日の突発のタクシー代は1,980円だったので、相殺まではできてないけど世の中うまくできてます。
そして、自宅の最寄り駅に到着~!
楽しい旅行になりました!
■ 旅費明細
では最後に、今回の旅費明細です。
中国元は1元=18円で計算しています。
<交通費> 航空券代 50,226円 日本国内 6,680円 上海 9,288円 <宿泊費> 東横イン前泊 6,696円 上海ディズニーランドホテル 64,170円 大衆空港酒店 10,629円 <飲食費> 日本国内 2,200円 上海 14,382円 <遊び> ナイトクルーズ 4,320円 切り紙 3,240円 <海外旅行保険> 大人 クレジットカード付帯 子ども 1,800円 ———————————- 173,638円 |
この旅行をこの費用でアレンジできて、非常に満足!
ディズニーランドホテルはそうそう泊まれませんが、上海はまた行きたい。
今度は上海料理をちゃんと食べたいです。
お土産を買わなかったのは節約ではなく、リアルに時間がありませんでした…
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