【2018夏休み旅行】韓国・釜山(プサン)前泊編

存分に遊んだ国内のあと、いよいよ海外へ出発です。
目的地は中国・青島(チンタオ)ですが、直行便は高いので韓国・釜山(プサン)の経由便。

2時間ほどで乗り継げる便もありましたが、遅延すると面倒なので往復ともに釜山で一泊する旅程にしました。
ほとんど変わらないチケット代で釜山旅行もできると思えばお得!

■4歳息子、飛行機克服!?

さて今回の旅行、気がかりだったのは4歳息子の飛行機恐怖。
これといった出来事は記憶にないのですが、なぜかずっと「飛行機は怖い」と言い続けていたのです。

そう抵抗せず搭乗したものの、わたしに抱きついて涙を流し続け、飛行機が滑走路を移動するごとに

「ああっ、飛ぼうとしてるぅー!」
「もう着いた?もう釜山?もう釜山がいい!」

本人は必死ですがかなりユーモラスだったので、前の席の女子大生たちが何度も振り向いてニコニコ笑ってくれました。

さて、いざ飛んでみると予想ほどナナメにもならず怖さもなかったようで、「飛ぶのはいけたわ」と自信を持った様子。
配られた工作キットで意気揚々と遊んでいました。

ちなみに7歳娘は余裕です。
前日の夜、飛行機が嫌だと泣く弟に「明日のことは明日考えたらええねん!姉、気楽〜♪」と言ってちょっと嫌がられていました。

福岡~釜山のフライトは1時間なので、機内食は軽食のサンドイッチでした。
見た目よりかなりおいしい!
大韓航空のビビンパがおいしいという評判は聞いていましたが、サンドイッチも美味でした。

あと、空調が快適なのがよかった!
このあと3回乗りましたが、寒すぎたり乾燥がつらすぎたりすることはなかったです。

■電車で西面(ソミョン)へ

あっという間に釜山到着。
空港の無料WiFiを使って、加古川にいる従姉とLINEでビデオ通話する現代っ子たちです。

飛行機を克服できて上機嫌で、「消火器ちっちゃ!」でも笑いが止まらない4歳息子。

ホテルのある繁華街の西面までは電車。
無人運転のライトレールで沙上(ササン)という駅まで行き、そこで地下鉄に乗り換えます。所要時間は合わせて40分ほど、料金は各1400ウォン(約140円)。

電車好きの子どもたち、見慣れない券売機とチケットだけで大喜びでした。

車窓から外を見るのが大好きな4歳息子、運転手さんがいないので至福の時間。

地下鉄に乗り換えて西面まで。スーツケースでは通りづらい!!
車椅子やベビーカー用の改札(日本風)もあるのですが、どの改札口にもあるとは限らないのが困りものです。

■釜山ビジネスホテルに到着

ホテルはロッテデパートのすぐ裏手にある「釜山ビジネスホテル」。
ビジネスホテルとはいうものの、期待以上に高級感があって、日本語もOK、エレベーターもカードキーをかざさないと宿泊階には行けない仕組みでした。

ファミリーツインは、すごく広いわけじゃないけど、圧迫感はないので充分。
楽天トラベルで予約していたのは7700円のダブルルームだったのですが、4人では狭いよとフロントで勧められて+3500円ほど払って部屋を変えてもらいました。

着いた~!

パジャマやアメニティはさりげなく引き出しに入っていてちょっとわかりづらい感じでした。
冷蔵庫には無料のミネラルウォーターがありました。ありがたい!

釜山ビジネスホテル(부산비즈니스호텔
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/138794/138794.html

■恐竜の卵を求めて、西面街歩き

まだ時間も早いので、最新版の「るるぶプサン」で見て子どもたちも楽しみにしていた「恐竜の卵ピンス(かき氷)」を食べに田浦カフェ通りを目指しました。

アジア独特の路地の生ゴミ臭…
7歳娘は「このにおいは苦手~」
料理大好きな4歳息子は「ん?このにおいなんだろう?あ、わかった!野菜!」

15分ほど歩いてクタクタになってカフェ通りに到着したというのに、お店がない…

幸い子どもたちはアッサリしたタイプなので「つぶれている」と言えば素直に納得。
涼みがてら入ったコンビニで、韓国のお菓子を選んでご機嫌でした。実際にはつぶれていたのではなくてるるぶの地図が間違えていたのでしたが…

が、このときはわからなかったので、いい感じに思えたカフェに適当に入りました。

店内はゴージャスでかわいい!

チョコミントのケーキ。

チョコスポンジとチョコミントクリームのバランスが良くて期待以上においしかったです。

奪い合い!

こちらはレモンタルト。
メレンゲかと思ったのですが意外にも濃厚なクリームで、濃くて甘かったけどおいしかった!
ケーキ2個とコーヒー2杯で20000ウォン(約2000円)という、ちょっと贅沢なおやつとなりました。

■晩ごはんは、参鶏湯(サムゲタン)

夜はホルモンかサムギョプサル、釜山名物のミルミョン(小麦の冷たい麺)がいいなあと思っていたのですが、これからまだ長旅なので身体をケアしておこう参鶏湯にしました。
ネットで評判のよかったお店(開城参鶏湯)はちょっと遠かったので、カフェ通りとホテルの間にある「三五亭」へ。

西面うまいもん通りの突き当たりにあります。

やっとビール!!!

参鶏湯、しみます…

お野菜いっぱい!(でも子どもが食べられるのはない…)

これは参鶏湯についてくる人参酒(たぶん高麗人参酒)。
お酒というより、薬というか栄養ドリンクみたいな味でした。

こちらは辛い鶏のスープ。
日本語メニューはユッケジャン(普通は牛肉スープを意味するはず)と書いてあった気がしますが、鶏肉でした。
うん、ビールに合う!これを食べてから参鶏湯に戻ると、めっちゃ味薄く感じます。

ビビンパは、ごはんとトッピングが別々に来ました。

子どもたちは別々に食べたがったので、小さいうつわでごはんと具とコチュジャンを混ぜ混ぜ~。うっまい。
ビール2本も入れて、42000ウォン(約4200円)。

三五亭(サモジョン)(삼오정
https://www.pusannavi.com/food/1079/

帰り道、7歳娘は韓国風のうちわをお買い上げ。5000ウォン(約500円)。

4歳息子は、別の露店でカエル帽子をセレクト。
10000ウォン(1000円)だったのでお土産にいくつか欲しかったのですが、凹ませずに持ち運ぶのが大変そうだったので断念しました。

ロッテデパート裏の屋台通りは、まだ開店前の時間です。

■軽く二次会、そして就寝

早めの晩ごはんにしたので、コンビニでビールとおやつを買ってお部屋で軽く二次会。

ベッドにレジャーシートを敷いたのに、ひまわりチョコ、なぜそこにこぼすのか…
日本にも売ってるけど、大好きなひまわりチョコはやっぱり買ってしまいます。
朝は8時に出ないといけないので、22時までには寝ました。
明日はいよいよ青島!

■朝ごはんは、夫婦別行動

朝、子どもたちは爆睡。
空港でも時間があるのでギリギリまで起こさず、ごはんは夫婦交代で出かけることにしました。

わたしは、釜山名物のテジクッパを食べに「松亭3代テジクッパ」へ。テジクッパは豚肉の入ったスープで、参鶏湯の豚バージョンともいえる滋養たっぷりのお料理です。
※お店はこのさらに右。

にんにくと唐辛子とたまねぎはお味噌につけて生で、アミエビとニラとお醤油はテジクッパに入れて混ぜて食べます。
さすがに食べきれず、2/3くらいでギブアップ。これで7000ウォン(約700円)。

松亭3代クッパ(ソンジョンサムデクッパ)(송정3대국밥
https://www.pusannavi.com/food/3676/

夫はアワビ粥を食べに「済州家」へ。

海苔いっぱい入れたらおいしかったよ~とのことですが、かなりのインスタ萎え。
こちらは9000ウォン(約900円)。

済州家 西面店(チェジュガ)(제주가
https://www.pusannavi.com/food/1002/

■再び空港、そしていよいよ青島へ

起こすのがしのびないほど寝ていますが、そうはいっても10時間ほど寝ているので遠慮なく起こし、再び電車を乗り継いで空港へ。

途中の沙上(ササン)の売店で、たくあんとかまぼこのキンパ(のりまき)を買い、

空港でダンキンドーナツ。

昨日克服した飛行機、まだちょっと怖いと言いつつも、今度は泣かずに乗れました。

青島編に続く