【2011年9月】初めての飛行機で札幌へ。知床でグランピング(0歳9ヶ月)

鈴鹿、大阪と徐々に移動距離を伸ばし、ついに北海道旅行!
娘は初めての空港です。
わたしは飛行機に乗るのは怖いので苦手ですが、空港の雰囲気は大好きです。

まずは、ANAで札幌へ向かいました。
少し早めに朝起こしていたので、娘はフライト中はぐっすり寝ていました。

空港からは快速エアポート。

夜は、中島公園近くのこちらへ。

ひょっとこ

サッポロクラシックじゃないのが残念ですが、ビール~♪
1歳まではミルクも飲んでいたので、調整すればお酒も飲めたのです。

こちらの「ひょっとこ」は、炭火焼ジンギスカンのお店です。
丁寧な処理がされているのか、臭みがなくて子牛のような味わい。

ラムと同じくらい感動するのが、ザーサイ一夜漬け。
これ、通販で取り寄せたいくらいおいしいのです。

手書きのおしながきが素朴。味付きやタタキもおいしいです。

店の前はこんな感じ。手作り感あふれてます。

徒歩圏内に気になるビアパブがあったので、二次会に行くことに。

バジルバジル

お待ちかねのサッポロクラシックと大好きなキルケニーで乾杯!

フードもおいしい~!

そしてなにより、ビールが最高においしい!
わたしがいままで行ったお店のなかでいちばんおいしいと思います。

赤ちゃん抱いてビール。

たまたま12周年で、先着でビアジョッキをもらえる期間でした。
初来店の一見客なのに、3個くださる気持ちが嬉しいですね。
350mlの缶ビールにちょうどいいので、毎日大活躍中です。

終始ご機嫌でしたが、ちょっと気持ちが高ぶったのか寝つきが悪かった娘。
この状態で朝まで寝たので、わたしの身体はバリバリです。

2日目の朝は、札幌に住んでいたことのある友達におすすめされた「さえら」です。
さえら

これはおいしい~!

昨日の今日ですが、再び新千歳空港へやってきました。
あんまり時間はなかったけど、ロイズチョコレートワールドだけチラ見。

JALで女満別空港に飛びました。9月末なのに、2度!

食べログで検索して良さそうに思えた「龍寿し」でお昼ごはん。

龍寿し

お寿司は、普通においしいって感じでした。

ビックリするくらいおいしくて、このためにリピートしたいと思えたのはこちら。
鶏肉ではなくカラフトマスで作る「オホーツク網走ザンギ丼」です。

 《オホーツク網走ザンギ丼のルール》

  1. 正式名称は「オホーツク網走ザンギ丼」とする。
  2. 北海道米のご飯の上に「網走ザンギ」をのせる。
  3. ご飯の上にのせる具材は「網走ザンギ」のほかは自由とするが、なるべく地元産の食材にこだわる。
  4. オホーツク網走産長いもと網走産の山わさびを添える。
  5. 網走産の貝(しじみ、ホタテ、あさり等)を使った汁ものをつける。
  6. 小鉢をつける(内容は変更の場合あり)。
  7. 白い器を使う。
  8. 道産の間伐材を使った割り箸と共通の箸袋を使う。
  9. 価格は1000円未満(税込)とする。
  10. オホーツク網走ザンギ丼のキャラクター「ザンギマン」を広くPRする。

【引用元】 http://www.abakanko.jp/food/zangidon.html

揚げ具合も、ジャガイモのカゴを崩して温泉卵と食べるスタイルも、シメのお茶漬けも最高。
ですが、2016年現在は提供を終了してしまっているようです。残念。
これがないなら、観光客向けではない地元のお寿司屋さんという感じjです。

食後は、一路、知床へ!
娘は、このロングドライブのうちにお昼寝してもらいましょう。

2時間弱で目的地での「知床ヴィラホテルフリーズ」に到着です。
楽天トラベルで北海道の宿のクチコミを読み漁っていて、どうしても来てみたくなったのです。
車を降りると、空気にさわやかさが違う!寝起きの娘も上機嫌になりました。

宿泊はすべて独立したコテージになっています。

入りま~す!

季節的に火は入っていませんが、リビングには暖炉もありました。

ミニキッチン付きなので、子連れには助かりますね。
でも、「自炊ができる宿」というカテゴリの宿ではないので、節度ある使い方を…というような説明が書いてあったように思います。

清潔なので、子どもがハイハイしても心配なし。
赤ちゃん用のソープやおむつ入れなども、お願いしていないのに用意していただけました。

屋内にもお風呂がありますが、鳥のさえずりが聞こえる露天風呂も♪

ベッドルームは屋根裏です。ハイジの世界!?

広いデッキもあります。もちろん、コテージごとの専用デッキ。

森側にもテラス。

ここまで自然にあふれていても、トイレは最新式というのがありがたい。

デッキチェアでマイナスイオンを満喫♡

そうこうしているうちに、デッキで夕食の準備が整えられます。
鍋プランもありましたが、定番の海鮮BBQプランにしました。

知床麦王豚、オホーツク産の魚介類、新鮮な北海道野菜などが届けられます。

火おこしまでしていただけるので、わたしたちは焼くだけ!
娘が寝てしまったので、久々に夫婦でゆっくり食事ができました。

せっかくなので、知床ドラフトなどの地ビールを。
流氷ドラフトは青いビールでした。味についての言及は控えます(笑)。

ごはんものは、カゴに入ったかわいいおにぎり。
2011年当時はそんな言葉を知りませんでしたが、これって話題のグランピングですよね。
流行りものにはうといのですが、意外にも時代を先取って体験していました。

部屋に戻ってデザートのアイスを食べたころに、娘がお目覚め。
しばらく遊んでいましたが、また寝ました。

実は左側がわたしのシャツですが、なんだか絵的にいい感じだなあと思って撮った1枚。
帰りに空港で見つけた、「旅の写真+一言コメント」というJALの写真コンクールで入賞しました。
「はじめての、三人旅」という言葉を添えたので、周囲からは物言いがつきましたが…
でも、鈴鹿大阪は旅行と言うほどのもんじゃないからいいんです!

3日目、夜のうちに雨が降ったのか、空気が澄み切った朝でした。

コテージに朝食が届けられます。
サンドイッチ、サラダ、玉子、フルーツ、ヨーグルト、保温容器にはミネストローネ。

おいしそう~!!

いただきます!

コーヒーを淹れて、チェックアウトまでテラスでのんびり。

たしかこれで、大人1人2万円しなかったはずです。
知床でグランピングできてこのお値段、交通費はかかりますがコスパは抜群です。

※こちらの宿は、TravelナビゲーターをしているTravel.jpでも紹介させていただきました。
世界遺産・知床にも近い!斜里岳を望む、穴場すぎる別荘風ホテル!知床ヴィラホテルフリーズ

知床観光までする時間はありませんが、屈斜路湖へ行きました。

お昼は、たまたま通りかかって気になった「辻谷食堂」でスープカレー。
つじや食堂

いま気付きましたが、愛知のオリエンタルカレーのキャラですね。
スープカレーもおいしかったし、雑貨屋さんも素敵でした。

ゆるゆると女満別空港を目指します。

再びJALで新千歳空港へ。
この旅行で新千歳空港を目指すのは3回目です…
CAさんに紙コップと飴で作ってもらったガラガラで大喜び。

千歳空港で石狩鮨を買い、レンタカーで旭川を目指します。
途中のコンビニでマルちゃんのやきそば弁当も買って、旭川の友達の家に到着。
石狩鮨、おいしいな~。駅弁や空弁はあまり興味がないけど、これは好き。

前日に引き続き、屋根裏っぽいお部屋での就寝となりました。

最終日、4日目の朝です。
北海道のお菓子をいろいろ用意してくれて甘めの朝ごはん。

夫さんが淹れてくれるコーヒーがおいしい!
世界旅行中にセルビアで出会って、そこからトルコまで3週間ほど一緒に過ごした2人です。
当時はカップルではありませんでしたが、その後結婚、子どもの誕生日は5日違い(笑)。

子どもたちも小さいので、旭山動物園には行かずに出発までおうちでゆっくりさせてもらいました。
空港へ向かう道、なんだか外国みたいです。

空港に向かう途中、人気のジェラート屋さんに寄り道。
田村ファームという名前のほうが有名なようですが、店名は「クローバー」です。

クローバー

そして最後、搭乗口で最後のサッポロクラシックを流し込んでから出発!

行きたいところへ行って、会いたい人に会えた楽しい旅行になりました。

※5年後に振り返って思うこと

娘の性格や睡眠のサイクルを踏まえて、体力的な負担が減るように必死で考えた旅程です。
観光をほとんどせず、食べているか宿にいるかという過ごし方だったのはそのためです。
ただ、いまのわたしなら、知床で2泊して女満別から名古屋に帰る旅程にします。
初めての子どもとの初めての本格的な旅行で、ちょっと欲張りすぎた感があります。
せっかくだから友達一家に会いたいと、無理をして強行スケジュールを組んでしまいました。